ユネスコ無形文化遺産に登録後初めての奉納 荒尾市の野原八幡宮例大祭で「風流踊」
荒尾市の野原八幡宮で15日、例大祭が行われました。この祭りで奉納される「風流踊」が、去年、ユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての例大祭です。
770年以上の歴史があるとされる野原八幡宮の風流踊は荒尾市の野原、菰屋、川登の3つの地区にそれぞれ伝わる民俗芸能で2022年、全国41件の風流踊りの一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されました。
日本各地の雨乞いや盆踊りのもととなるもので、獅子頭に見立てた笠を付けた2人の稚児が色鮮やかな衣装を身にまとい、太鼓や笛などの囃子にあわせて大太鼓と小太鼓を打ちながら踊ります。
2022年までは新型コロナの影響で中止や規模縮小の措置をとりましたが、今年は本来の祭りとなり、風流踊の歴史や文化を学んできた荒尾市立八幡小学校の2年生から6年生までの児童も参加しました。
★見学した子「伝統が繋がれていてとても美しかった」「思った以上に迫力があってすごいと思いました」