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「車より短時間で届けられる」被災地での活動も広がるドローン 熊本で輸送実験

2024年1月18日 18:13
「車より短時間で届けられる」被災地での活動も広がるドローン 熊本で輸送実験
能登半島地震では、各地で道路が寸断され、孤立地域への物資の遅れが課題となっています。熊本県内で18日、ドローンによる輸送実験が行われました。

御船町では自動車の部品をドローンが整備工場へ運ぶという自動車整備業界では初めての実証実験がありました。御船町はドローン業者と協定を結び、災害時や流通産業にドローンの活用を検討しています。18日は、熊本市や新潟市のドローン業者と自動車の補修部品の卸販売を手掛ける熊本市のフタバなどが実験を行いました。

現在、自動車の部品配送で課題となっているのは配送者の人材不足です。
■フタバ 木下龍起社長
「特に御船町からの矢部方面は山が多くて、直進距離だと非常に短いのに車で行くと非常に大回りをして時間がかかる。そういうところだとドローンは10分の1くらいの時間で荷物をお届けできるのでは」

フタバによりますと、3年後の実用化をめどに準備を進めたいということです。

【スタジオ】
(畑中香保里キャスター)
ドローンは被災地での活動も広がっていますね。
(東島大デスク)
九州地方整備局ではドローンで被災地、石川県の寸断されている道路状況の把握を行うため、八代復興事務所の職員を含む10人3チームを派遣。18日も第2陣として、阿蘇砂防事務所や八代河川国道事務所などから6人2チームが現地に向かったということです。

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