魚津市と朝日町で29.1度 富山県内各地で3月の観測史上最高気温に
きょう27日の富山県内は各地で今年初めての夏日となり、季節外れの暑さとなりました。
魚津市と朝日町では最高気温29.1度を観測するなど、県内9つの地点で3月として観測史上最高の気温を記録しました。
春を通り越して夏の陽気 サクラもほころぶ
山田佳奈記者「富山市の松川べりの桜並木です。こちらの木ではつぼみがほころび始め、薄いピンク色の花を咲かせています」
富山市のサクラの名所、松川べりです。ソメイヨシノのつぼみが膨らむ中、一部の木では一足早く、薄いピンクの花が咲いていました。
春を感じる一方で、きょうの県内は、南から暖かい空気が流れ込んだことに加え、フェーン現象の影響で気温が上がり、季節外れの暑さとなりました。
県内は10ある観測地点すべてで今年初めて、最高気温が25度以上の「夏日」を記録。
魚津市と朝日町では、真夏日に迫る最高気温29.1度を観測するなど、県内9つの地点で3月として観測史上最高の気温となりました。
「暑い 食べたいのはアイス」
富山市の富岩運河環水公園では、春を通り越して初夏のような装いの人が目立ちました。
「初めてきょうから半そでを着てみました。もう少し春を堪能したいですよね」「夏みたいです。(上着を)1枚脱ぎました」「春を飛び越えて急に夏が来る感じ」「暑い!食べたいものはアイス!」
このあと県内は天気が下り坂で、雨が降りやすく、雷を伴う恐れもあります。