富山県警警部補 フリマアプリで… 手錠など売却 利益100万円超
富山県警察本部の倉庫から手錠などを盗んだとして逮捕された警部補が、27日送検されました。警部補が盗んだ装備品は数十点に及び、フリマアプリで売って得た利益は100万円以上にのぼることが捜査関係者への取材でわかりました。警部補は利益を生活費にあてていたとみられるということです。
建造物侵入と窃盗の容疑で逮捕され、27日に送検されたのは、富山市清水町に住む富山県警の警部補 宮崎伸一朗容疑者(43)です。
県警によりますと、宮崎容疑者は去年の4月頃から今年2月頃までに県警察本部の倉庫に侵入し、廃棄予定だった拳銃入れ1点と手錠2点を盗んだ疑いがもたれています。
宮崎容疑者は、手錠などをフリマアプリに出品していて、他の県の県警から「警察装備品の可能性のあるものが販売されている」と連絡があり、事件が発覚しました。
その後の捜査関係者への取材で盗んだ装備品は数十点にのぼり、フリマアプリで売って得た100万円以上の利益を生活費に充てていたとみられることがわかりました。宮崎容疑者は容疑を認めていて、県警は動機などを詳しく調べています。