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“空き家率14.7パーセント” 全国平均を初めて上回る 富山県内空き家数6万9700戸

2024年4月30日 19:40
“空き家率14.7パーセント” 全国平均を初めて上回る 富山県内空き家数6万9700戸

県内の空き家が急増しています。総務省が30日発表した最新の調査では、統計開始以来最も多くなりました。県内の住宅の7戸に1戸が空き家で、過去最悪の空き家率となっています。

総務省が30日発表した住宅・土地統計調査によりますと、2023年10月1日現在の県内空き家の数は、前回5年前の調査から1万近く多い6万9700戸で、統計開始以来最も多くなりました。

また、総住宅数に占める空き家の割合は14.7パーセントと過去最も高くなり、空き家率は初めて全国平均を上回りました。

住宅のおよそ7戸に1戸が空き家ということになります。

一方、総住宅数も5年前より2万戸以上、率にして4.7パーセント増えていて、県は「人口減少、高齢化が進む中で住宅の供給は続いており、空き家率が上昇しているのではないか」としています。

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