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運転手不足による路線バス減便 富山地鉄が10月開始を前にバス停に案内掲示

2024年9月16日 19:34
運転手不足による路線バス減便 富山地鉄が10月開始を前にバス停に案内掲示

深刻な運転手不足を理由に、富山地方鉄道は10月から路線バスを100便以上減らします。これを前に従業員が、利用者への案内を進めています。

このうち富山駅前のバス停では16日、従業員が利用者に知らせるため減便の案内を張り出しました。

富山地鉄の路線バスは、運転手不足が深刻だとして、10月から平日と休日合わせて105便減らします。利用者への影響を最小限とするため、朝と夕方のラッシュ時は概ね現状を維持したうえで、利用者が少ない長距離路線を中心に減らす方針です。

富山地方鉄道自動車部 浅野毅さん「高岡線、福沢線、すずかけ台線、30分に1本走っていたお昼のバスを、1時間に1本のダイヤに減便させていただきました。なんとかこれ以上減らさないように頑張っていきたいと思いますので、その点ご協力ご支援お願いしたいと思います」

運転手不足については、運転体験会や、支度金を100万円に引き上げて貸与する取り組みを行いましたが、改善に至っておらず、引き続き課題となっています。

地鉄バスの減便は10月1日からです。

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