雪景色と競演 二季咲きの「十月桜」富山市で咲く
富山県内は、きょうも時折雪がちらつき、春本番はもう少し先ですが、富山市の神社では、この季節にも咲く「十月桜」が、かれんな花を咲かせています。
境内に多くの雪が残る富山市の護国神社。しだれ桜などが春本番を待つ中、花びらがいくえにも重なって咲く八重咲きのサクラが、1本だけ花をつけています。
春と、秋から冬にかけて咲く、二季咲きの「十月桜」です。
1982年に植えられ毎年2回かれんな花を咲かせる「十月桜」。今回も名前の通り、去年10月に咲き始めました。
冬の間、長く花を楽しめるのが特徴で、まだつぼみのものも多くあります。
今の時期にしか見られない雪景色とサクラの競演は、しばらく楽しめそうです。
一方、気象情報会社のウェザーニュースがきょう発表したソメイヨシノの開花予想によると、富山市は4月1日で、平年より早くなりそうです。