SNS型ロマンス詐欺で周南市の高齢女性が6800万円の被害…ロマンス詐欺では県内ではことし最悪の被害額
SNS型ロマンス詐欺の県内での被害額としてはことし最高額です。
周南市の高齢女性が現金およそ6800万円をだまし取られる被害にあいました。
警察によりますと被害にあったのは周南市に住む80代の女性です。
去年8月上旬ごろ、SNSを通じて海外勤務中の医師を名乗る男と知り合いやり取りをしていたところ男から・国連の報奨金が150万ドルある・私の口座が使えないので預かって欲しいなどと言われ、報奨金を預かる手続きのために弁護士や運送業者を名乗る男らを紹介されたという事です。
その後、男らから・報奨金が税関で保留されたので現金を払う必要があるなどと言われ、話を信じた女性は去年10月からことし9月までの間に振り込みや手渡しなどにより101回、合わせて現金6807万円をだまし取られました。
やりとりはすべてSNSを通じて行われ、音声通話もしていたということです。
警察はSNSでお金を要求するのは詐欺の手口としてお金を支払う前に警察などに相談するよう注意を呼び掛けています。