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【山口天気 夕刊12/27】今夜からの雪&年明けの気温低下に注意 元日は日ざし十分で 瀬戸内側ほど ご来光のチャンスも

2024年12月27日 19:22
【山口天気 夕刊12/27】今夜からの雪&年明けの気温低下に注意 元日は日ざし十分で 瀬戸内側ほど ご来光のチャンスも

●今夜から、あす28日(土)の昼頃にかけて広く雪や雨に。山間部を中心に積雪や路面凍結に注意を
●大晦日にかけては冬型の気圧配置も緩み出し、県内も寒さは一時的に和らぐ見込み
●年が明けると、再び冬型が強まるため、県内の気温は低下。正月三が日は、この時期らしい寒さに
●正月は雲も少なく、よく晴れる瀬戸内側ほど、ご来光のチャンスも

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県内ではすでに年末寒波が始まっていますが、この先北風に乗って雨雲が流れ込む予想です。
今夜、日付が変わる頃から、あす28日(土)の昼頃にかけて、県内には雪や雨が降る見込みです。
あす28日(土)夕方までの降雪量は、多いところで山地では20センチ、平地では5センチの予想です。
内陸や市街地では、雪の積もる雰囲気はありませんが、山間部ではしっかりと積もるところも出てくる見込みです。
帰省で車に乗る方も多いと思いますが、山間部や峠道では。積雪や路面凍結のおそれがあります。交通規制の情報にも注意しながら、安全第一を心がけていきましょう。

雪のピークはあす28日(土)までですが、あさって29日(日)も厳しい寒さが続く予想です。
その後、大晦日にかけては冬型も緩み出し、県内も寒さは一時的に和らぐと見込んでいます。
年が明けると、再び冬型が強まるため、県内の気温は低下。正月三が日にかけて、この時期らしい寒い日が続く予想です。正月は天気も落ち着いていますが、元日の初日の出の情報がこちらです。

元日は冬型の気圧配置が続きますが、等圧線の間隔は緩いため、北風による雲の流れ込みは少ないとみています。よく晴れる瀬戸内側ほど、ご来光のチャンスがあると見込んでいます。
風邪を引かないよう、寒さの対策をしっかり行いながら、皆様良いお年をお迎え下さい。

あす28日(土)は、上空の強い寒気の流れ込みにより、昼ごろにかけて雪や雨が降る見込みです。山間部では雪が積もり、山道や峠道では、積雪や路面凍結のおそれがあると見込んでいます。車の運転は慎重に行っていきましょう。
午後は瀬戸内側ほど、晴れ間が出てくるでしょう。日中の最高気温は一桁台のところが多く、厳しい寒さとなりそうです。

あさって29日(日)は、引き続き上空には寒気が居座るため、日本海側ほど時折 時雨模様のにわか雨、山間部では雪がちらつく心配があります。
最低気温は広く0度前後。日中の最高気温は10度を下回るところが多く、厳しい寒さは続く見込みです。

大晦日にかけて冬型も緩み、上空の寒気の流れ込みも落ち着くため、少し寒さは和らぐ見込みです。ただ日本海から雨雲が流れ込み、西部や北部ではパラパラと雨の降る時間もありそうです。
年が明けると再び強い寒気、冷たい北風が流れ込み、県内の気温は低下すると見込んでいます。
正月は晴れ間も多くなりますが、寒さ対策をしっかり行って、来年2025年も素晴らしい年にしていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

最終更新日:2024年12月27日 19:22
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