35年間夫婦漫才で詐欺被害防止などを呼びかけ 山口県警本部長から感謝状
長年にわたり漫才で詐欺被害防止などを呼びかけてきた夫婦に、山口県警の熊坂本部長から感謝状が贈られました。
夫「こんにちは、おばあちゃんこんにちは。おばあちゃん耳がわるい…あれ、500円玉。」
妻「あ、わしのじゃ…」
夫「あれ、聞こえてるんじゃないですか」
県警の熊坂本部長から感謝状が贈られたのは、県警OBで山口市少年安全サポーターの上利優三さんと、妻の典子さんの2人です。
上利さん夫婦はこれまで、うそ電話詐欺被害や交通事故防止などをテーマとした漫才を高齢者の防犯講習会などで披露してきました。
(漫才)「もしもみなさんがスピード違反でつかまった場合は、上利の漫才を少しでも見たと言ってもらうと、罰金のほうが「2倍」になりますのでどうかお気をつけて。」
優三さんの警察官時代から、退職した現在までおよそ35年間、2人3脚で注意を呼びかけていて、今回、その功績が称えられました。
(上利優三さん)「(今後も)どこでも行って、少しでも警察への理解をしてもらえたり、 (詐欺)被害にあわないために考えてもらえたらいいなと思って。」
上利さん夫婦は今後も、県内各地で漫才を披露し詐欺被害などの防止を呼びかけていく予定です。