準備期間が短い!27日の衆院選に向け山口県内の選管による会議開催 山口県内の区割りはこれまでの4区から3区に
10月15日公示、27日に投開票の見込みとなっている衆院選について、3日に市町の選管委員長などによる会議が開かれました。
WEB上で行われた会議には県選挙管理委員会のほか、各市町の選管委員長などおよそ50人が参加しました。
(県選挙管理委員会 秋本泰治委員長)「選挙(準備)期間が短いことから、投開票所やポスター掲示場の確保などの準備に大変なご苦労をおかけしていることと思います。」
新たな首相就任から投開票までが戦後最も短くなる見込みの今回の衆議院選挙。
会議では公示から投開票に向けての準備などについて確認作業が行われました。
山口県内の小選挙区はこれまでの4選挙区から3選挙区へと新たな区割りで行われる初めての選挙となります。
山口1区は山口市、防府市、宇部市です。
これまで山口市阿東地区は3区でしたが山口市全域が1区となります。
山口2区は岩国市、柳井市、光市、下松市、周南市、和木町、周防大島町、田布施町、平生町、上関町など5市5町で、周南の徳山・新南陽・鹿野地区はこれまでは1区でしたが2区となります。
山口3区はこれまで4区だった下関市と長門市に萩市、美祢市、山陽小野田市、阿武町が加わります。
区割り変更に伴い速報システムの変更も行われることになっています。
前回、2021年の衆院選で県内の投票率は49.67%と過去最低を更新。
特に10代、20代の投票率が低い傾向にあることから、県選挙管理委員会では若者の投票率アップに向けて、ネットを使ったPRにも力を注ぐことにしています。