設計図と3~4ミリの誤差で完成! 宇部市の橋の架け替え工事現場を中学生が見学
土木工事の魅力を知ってもらおうと、中学生を対象にした見学会が宇部市の工事現場で開かれました。
宇部市船木の国道2号、茶屋交差点は複雑な5差路で事故対策や渋滞緩和を目的に橋の架け替え工事が行われています。
その現場のすぐそばにある楠中学校の生徒に仕事としての土木工事の魅力を知ってもらおうと、勉強会が行われました。
国交省・山口河川国道事務所や施工会社などの担当者が教壇に立ち、現在の土木工事ではデジタル技術の活用が進んでいて特に、ドローン測量では3000万か所のデータを30分ほどで取得できると説明しました。
1年生30人は座学を受けた後学校の目の前の工事現場に足を運び、現在、施工中の橋の土台部分をのぞき込んだり最新の測量機器を実際に体験したりしました。
(生徒)「作業する人の大変さ、苦労が分かりました。」
「最新の技術を取り入れているところがびっくりしました。」
「身近だけど特別感のある仕事なので調べてみたいと思いました。」
デジタル技術の活用で、橋脚は設計図と3~4ミリの誤差で完成したということです。