誰でも旅を楽しめるように ユニバーサルツアーの実証実験で車いすバドミントンの選手が山口に
障害がある人でも旅を楽しむことができる、ユニバーサルツアーの実証実験が行われ、参加者は山口市の瑠璃光寺を訪れました。
山口市の瑠璃光寺を訪れたのは韓国や台湾の車いすバドミントンの選手たちです。
国は、障害者であっても安心して旅行を楽しむことができる「ユニバーサルツーリズム」の普及を進めていて、このツアーはその実証実験です。
瑠璃光寺が観光コースに選ばれた理由は、車いすで本堂まであがることができ障害者用のトイレがあるからで、多くの神社仏閣では、階段が多く車いすでの観光には向いていない現状があるということです。
(韓国の選手)「有名な場所を車いすで訪問出来てよかった。景色がとてもよかったです。」
(NPO法人スマイルクラブマネージャー 大浜 真さん)「少し簡易的なスロープをつけてもらって、車いすでもいけるように今後提案していきたい。ちょっと困ってる人がいたら助けてあげるくらいの気持ちでいてくれれば、みんなが楽しんでいけるのではないか。」
選手たちは3月1日から山口市で始まる、健常者と障害者がともに参加するバドミントン大会に出場するということです。