山口県教委・繁吉教育長「あらゆる不祥事の根絶と公教育の信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」 教員の相次ぐ逮捕を受け
教員の不祥事が相次いでいることを受け、山口県教育委員会の繁吉教育長は、21日に開かれた教育委員会会議で「あらゆる不祥事の根絶と公教育の信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」と述べました。
(山口県教育委員会・繁吉健志教育長)「県内すべての公立学校の教職員に対して、あらためて法令順守や服務規律の確保、綱紀保持の徹底を図り、あらゆる不祥事の根絶と公教育の信頼回復に向けて全力で取り組んでいくのでよろしくお願いします。」
山口県内では、11月19日、岩国市の県立高校の教頭の男が生徒の体を触ったとして不同意わいせつの疑いで逮捕されたほか、山口市に住む中学校教諭の男が16歳未満の少女のみだらな姿を撮影するなどしたとして児童ポルノ製造などの疑いで逮捕されています。
相次ぐ教員の不祥事を受け、県教委では22日に緊急に県立学校の校長会議を開くほか、県市町の綱紀保持対策チームの合同会議を開き、不祥事の再発防止に向けての取り組みについて共通認識を図っていくことにしています。