若者の県内定着やDXの充実などを目標に 県立大と西京銀行が連携協定
目標は学生を県内の企業と結び付け県内定着を図ることです。
山口県立大学と西京銀行が地域を担う人材育成などに関する連携協定を結びました。
山口県立大学で行われた協定締結式には、岡 正朗理事長と西京銀行の松岡 健頭取が出席し、協定書に署名しました。
この協定では、地域を担う人材の育成や若者の県内定着、DX=デジタルトランスフォーメーションの充実などを目標に、連携・協力するとしています。
県立大学では、ことし卒業した学部生の県内就職率が35.9%とここ10年で最も低くなっていて、若者の県内定着が課題のひとつになっています。
(松岡健頭取)
「西京銀行の取引先企業の課題であるIT化、DX化の話は無限にある」「私たちのメンバーと学生が一緒にチームになって若い人たちと地元の中小企業が結びつくきっかけになっていくことを目指したい」
(岡理事長)
「1番ポイントは、学生が県内企業を知らない」「自分に合う企業を見つけてもらってミスマッチのない就職につなげていきたい」
県立大学では県内の自治体や企業などと連携協定を結んでいて今回が17件目になります。