連合山口が定期大会開催 春闘で中小企業の賃上げ
県内最大の労働団体・連合山口の定期大会が開かれ、春闘で中小企業の賃上げなどを目指す活動方針案が決議されました。
31日に山口市で開かれた定期大会では、連合山口の伊藤正則会長が「実質賃金は30か月連続で低下し、物価高騰もあり貧困・格差が拡大している。春闘ですべての働く人の賃上げを目指す」と挨拶しました。
来年の春闘で中小企業の賃上げ、労働条件の拡大を図るとした活動方針案が決議されました。
また大会には、衆議院選挙の比例代表で復活当選した立憲民主党の平岡秀夫さんが登壇し、だれが首班指名されても不安定な政治勢力が政権を担うことになると話しました。
(平岡秀夫議員)「今回の当選は比例区でちょっと残念ですが、喜びは中ぐらいの方が次の喜びにつながる。いずれにしろ、次の総選挙はそんなに遠くない。」
今回の衆議院選挙では県内の小選挙区で立憲民主党と国民民主党が候補者を擁立したため、連合山口は両者ともに「支持」としていました。