政治資金巡り国会議員の反省の言葉相次ぐ~自民党山口県連定期大会
自民党山口県連の定期大会がきのう(3日)、山口市で開かれました。
国会で政治資金規正法の改正が焦点となる中、県選出の現職国会議員は何と語ったのでしょうか。
山口市で開かれた定期大会には衆議院山口3区選出の林芳正官房長官らをのぞく6人の現職国会議員が出席しました。
いまの国会で成立の公算が大きくなっている政治資金規正法の改正。
出席した議員のほとんどが政治資金を巡る反省の弁を述べました。
(高村正大衆議院議員)
「1日も早く法案を成立させて国民から疑いの目がもたれずにしっかり自民党を信頼してもらう」
(岸信千世衆議院議員)
「しっかりと清算してさらに次の国の課題に取り組むためには我々には強い決意が求められている」
(杉田水脈衆議院議員)
「私自身も政治資金につきましては、不記載がございました」
杉田水脈衆議院議員は。1564万円分の不記載があり、役職停止6か月の党の処分を受けています。
(杉田水脈衆議院議員)
「不記載の金額が多かったということでより皆さんより重い処分になったというふうに 思っておりますので」
「しっかりと反省をして、いくらこれが派閥の指示であったかと言え、 きちっとやっていかないといけない」
県連に所属する党員は去年末の時点で前年よりおよそ200人増えているということです。
裏金問題が広く周知されたのが去年末だったことから県連関係者は「離党者はことし増える可能性がある」と話しました。
会合後山口1区の高村正大衆議院議員は取材に応じ、次のように話しました。
(高村正大衆議院議員)
「民主主義にはお金がかかる。一方で、出と入りをしっかりと表に出すか出
さないかそのことが一番大事だと思っています」
「派閥があるから悪いのではない。(処分の)最初の段階でごまかしてしまった。派閥が悪いといって派閥解散したのがそもそもの間違いだった」
「私の所属する志公会(麻生派)が解散する必要はないと思っています」
山口2区の岸信千世衆議院議員は会合後、周南市の4支部の関係者だけが集まった場で挨拶した後、次のように述べた。
(岸信千世衆議院議員)
「我々の党に対する厳しいご批判というものを受けているけれども真摯に受け止めて、自分たちができることをしっかりとやっていく」