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道路陥没 発生から72時間経過…男性救助へスロープ設置作業続く 埼玉・八潮市

2025年1月31日 11:54
道路陥没 発生から72時間経過…男性救助へスロープ設置作業続く 埼玉・八潮市

今月28日、埼玉県八潮市の道路が陥没し運転手の男性が乗ったトラックが転落した事故は、生存率が急激に低下するとされる72時間が経過しました。いまも取り残されている男性の救助に向けスロープを作る作業が続いています。中継です。

現場の穴では、さきほどまではしご車に乗った消防隊員が中の状況を確認していました。ただ、74歳の男性の救助に向け穴に立ち入れない状況は続いていて、30日午後から始まったスロープを作る作業がいまも続いています。

上空からの現在の映像では、直径40メートルほどの穴に重機を投入するためのスロープは現在は横の駐車場から穴の近くまでつながっているようにも見えますが、消防によりますと上のアスファルトの部分しか掘れておらず、まだ作業は途中段階だということです。

県は31日中の完成を目指していますが、スロープは石灰などで固める必要があり、重機を投入するまでには数日かかる見通しです。

31日午前に生存率が急激に下がるとされる発生から72時間が過ぎ、男性の救助活動は予断を許さない状況が続いています。

最終更新日:2025年1月31日 12:20