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【山口天気 朝刊5/31】台風1号は温帯低気圧に 次の台風候補の熱帯低気圧が発生中 県内は5月最終日は午前はぐずつく天気も午後は回復

2024年5月31日 6:46
【山口天気 朝刊5/31】台風1号は温帯低気圧に 次の台風候補の熱帯低気圧が発生中 県内は5月最終日は午前はぐずつく天気も午後は回復

気圧の谷や湿った空気の流れ込みで、県内は夜中から雨雲が流れ込みやすくなっています。

5月最終日、31日(金)のきょうは、朝の通勤通学時間帯も広く雨傘が活躍する天気ですが、昼頃になるとまとまった雨雲は東に抜けて午後は、次第に晴れ間が出るまで天気は急速に持ち直してきそうです。

朝、雨傘を持って出かけたら、お帰りの際は雨傘の置き忘れに、ご注意下さい。

日中の気温は各地20度台前半の予想。昼間も少し空気がヒンヤリ感じられることもあり、軽く羽織るものがあると役に立ちそうです。

日本の南の海上を進んでいた台風1号は、きょう午前3時に温帯低気圧に変わりました。ただし関東方面では、台風から変わった低気圧の影響できょう午前中はやや激しい雨に注意が必要です。また、南シナ海に新たな熱帯低気圧が発生しています。

このあと24時間以内に一時台風へ発達しそうですが、中国大陸に上陸すると次第に形を崩し、また熱帯低気圧に変わる、とみられます。県内に直接の影響はないでしょう。

週末から始まる6月は、当面は梅雨前線は南に下がったまま。一方で北から冷たい空気、寒気が流れ込みやすい見通しです。県内は、しばらく晴れたり曇ったりの日々で、日ざし十分の日でも極端に暑くなることはなく、朝晩は気温が15度を下回る日もあるなど、空気はヒンヤリ感じられることが多くなる、とみています。体調管理や、農作物の生育の管理など、この先の低温傾向に注意していきましょう。

梅雨入りはまだ先となりそうですが、いずれはやってくる大雨シーズンに向けた備えは、着々と進めておきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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