地震復旧関連工事の労働災害56件 家屋解体工事が最多 石川県内では3件の死亡事故
厚生労働省によりますと、事故の内訳は石川が45件と最も多く、そのうち3件が死亡事故でした。
10月末までの事故を石川労働局が分析したところ、家屋の解体に関連する工事が最も多く、仮設住宅の建設工事が続いています。
事故の種類では屋根やはしごなど高所からの墜落・転落が最多となっています。
公費解体の加速化に伴って労災の件数は増える傾向にあり、例年は冬場は工事件数が少なくなることから労災事故も減りますが、ことしの冬は復旧復興へ向けた工事が続くため石川労働局では業界団体に対し、安全対策を徹底するよう求める通知を出したということです。