「北陸応援割」受付開始で予約殺到 初日の午前中で予算上限に達した宿泊施設も…
9月から再開される「北陸応援割」に向けて23日から県内の宿泊施設などで予約の受付が始まりました。中には、早くも応援割の予算の上限に達した施設もあるようです。
「北陸応援割」は、1泊あたり2万円を上限に旅行代金を最大半額とするもので、各宿泊施設に割り当てられた予算の上限に達すると終了します。3月中旬から7月末まで実施されましたが、地震の2次避難者を受け入れ、予算を使いきれなかった施設などを後押ししようと、9月1日から再開することになっています。
23日から予約の受け付けを開始した加賀市内のこちらのホテルでは…
ホテルアローレ・太田長夫 社長:
「インターネットを中心とした予約が殺到し、今現在でホテルアローレに配布された予算額はすべて消化したというような状況になっています」
日付が変わると同時にインターネットを中心に予約が殺到し、午前中の時点で予算の上限に。最大140人ほどの2次避難者を受け入れていたこちらの施設ですが、現在は数人となっていて、一般客の受け入れ態勢も整っているということです。
ホテルアローレ・太田長夫 社長:
「我々がこういったご支援をいただきながら観光を盛り上げることが能登の復興につながっていくといいんじゃないかなと思っております」
今回の北陸応援割は11月末までで、各宿泊施設と旅行会社に割り当てられた予算が無くなり次第終了となります。