石川・輪島市 孤立していた南志見地区に仮設住宅完成 集団避難していた住民が集落に戻る
元日の地震で孤立集落となり住民たちが集団避難を行った輪島市の南志見地区に仮設住宅が完成し、入居が始まっています。
輪島市の旧南志見小学校グラウンドには応急仮設住宅54戸が完成し、住民の入居が始まっています。
自宅が被災した金子昌平さんと母・光子さんは1Kの部屋に2人で住むことを決めました。
■金子昌平さん「狭いっていうのはありますよね、ほんとは2部屋欲しかったんですけど。でも快適、思ったよりもよかったかな、水も出ますし、お風呂入れるし、トイレできるし料理もできるし」
南志見地区では地震で道路が寸断され復旧の見通しが立たないことから集団避難を行いましたが、仮設住宅が完成したことで集落に少しずつ住民が戻ることが期待されます。
■母・光子さん「こういうとこ入れてよかったわいね、近所の人と仲良くやっていければいいと思います」
県では夏までに希望する人全員が仮設住宅に入居できるよう整備を進めています。