金沢でも“オーバーツーリズム”対策へ 観光地の混雑状況をライブ配信 秋以降に実施
オーバーツーリズムへの対策推進として、金沢市の村山市長は、観光スポットの混み具合がリアルタイムに分かる映像を配信し、混雑の分散化につなげる考えを示しました。
3日に開会した金沢市議会。
金沢市・村山 卓 市長:
「一部のエリアに観光客が集中するなどの課題が生じていることから、観光スポットの映像をリアルタイムに配信し、混雑の緩和や分散化につなげる」
近江町市場、ひがし茶屋街など市内6か所の観光地にライブカメラを設置。秋以降、リアルタイムに映像を配信し、混雑状況が確認できるようにするということです。
また、町の景観を守る取り組みとしては…
金沢市・村山 卓 市長:
「店舗等でごみの引き取りなどを行うモデル事業の実施を通じて、市民生活と調和した環境づくりに努めます」
地元の商店街や団体に奨励金を支給し、観光客が出したごみの引き取りに取り組んでもらうとしています。支給額は一団体、年間6万円となっています。
最終更新日:2025年3月3日 18:41