「令和9年度にも工事着手」 老朽化の石川県社会福祉会館 知事が整備実施の方針示す
金沢市本多町にある石川県社会福祉会館や旧県立図書館については、これまでそれぞれの建物を移転・解体し、跡地一帯を緑地化する方針が示されていました。
そうした中、4日の県議会で、今後の整備スケジュールについて問われた馳知事は…
石川県・馳 浩 知事:
「実施設計、建設工事の段階に入り早ければ令和9年度(2027年度)にも工事に着手したい」
社会福祉会館について今年度内に基本構想を取りまとめ、2027年度にも新会館の工事に着手したいと説明しました。
隣接する旧県立図書館についても、遅くとも令和8年度には解体に着手する方針を示しました。
石川県・馳 浩 知事:
「開かれた社会福祉会館という一面と絶対守らなければならない児童相談所、この二面性を持った会館としてスタートさせたい。(Q. 跡地については?)あのエリアの災害時の避難場所としての使い方も念頭に置きながら交流スペースに力を置きたい」
馳知事はこれらの跡地の整備について金沢市とも連携を取りながら進めていきたいとしています。