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能登半島地震を踏まえ 石川県の被害想定見直しを議論

2024年5月27日 18:53
能登半島地震を踏まえ 石川県の被害想定見直しを議論
石川県が見直しを進めている地震の被害想定について、能登半島地震を踏まえ、断層モデルを新たに追加するなどして作業を進めることになりました。

県では1998年に公表した地震による建物や道路の被害想定について去年5月から見直しに着手し、元日の地震も踏まえて進めることにしています。
27日の県防災会議では調査方針について、対象断層に輪島から珠洲沿岸にかけての断層を追加するほか帰省客や観光客が増える正月やゴールデンウイークの想定シーンを増やすことを申し合わせました。

飯田重則 県危機管理監:
「(発災時には)たくさん機関の方が連携して対応していたのでまずは自分の振り返りをしていただく。その中から課題を抽出していくという作業をしっかりやっていきたいと思っています」

県では今年度中に想定結果を取りまとめた後、来年度に策定を予定する県地域防災計画に反映させ防災対策に活用するとしています。

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