来年度末までに始まる金沢城二の丸御殿復元工事の起工式
来年度末までに始まる金沢城二の丸御殿の本格的な復元工事に向け、起工式が行われました。
明治時代に焼失した金沢城二の丸御殿。
本格的な復元工事を前に行われた起工式には、馳知事など関係者らが出席し、工事の安全を祈願しました。
■馳浩知事
「金沢城の価値と魅力をさらに 高めるのみならず、藩政期から 息づく技術を次の世代に承継するための研さんの場としての 役割や、さらには昨年の能登半島地震等で被災された職人の方々のなりわい再建など、 多面的な意義を有しております」
第1期の整備では、儀礼や政務の場として使われた「表向」の主要部のうち御殿の顔とも呼ばれる玄関や虎の間といった部分が復元されます。
県では、来年度末までに、工事現場を風や雨などから守る「素屋根」を建設し、その後、本格的な工事に着手することにしています。
最終更新日:2025年3月9日 19:00