懇談会では、連合石川の福田佳央会長から県経営者協会の髙松喜与志会長に要請書が手渡されました。

連合石川は、定期昇給を含め5パーセント以上の賃上げを求めるとともに、その実現に向け、人的コストなどを商品価格に転嫁する交渉の持続を要請。

経営者協会側は、賃金アップは重要だとしたうえで、「価格交渉が難しいという社会の風習を改められないか、 労使とともに協力してやっていきたい」としました。

連合石川・福田 佳央 会長：
「価格転嫁に向けた価格交渉を定着をさせていくということが持続的な賃金引上げにつながるんだろうと」

石川県経営者協会・高松 喜与志 会長
「業績の思わしくない企業もあるわけなので、そういうところについてはまず雇用維持を最優先に取り組んでほしいということを経営者協会からは言っております」

また、有給休暇の取得やハラスメント対策などの労働条件向上についても意見が交わされました。