衆議院選挙の投開票まであと2日です。NNNと読売新聞が共同で行った世論調査などの結果、選挙戦終盤の情勢が見えてきました。鹿児島1区と3区は立憲民主党と自民党の候補が激しく競り合い、鹿児島2区は、無所属の候補が自民党の候補を一歩リードしています。

　鹿児島1区は、立憲民主の川内さんと自民党の宮路さんが激しく競っています。

　川内さんは立憲民主党の支持層の9割、共産党を支持する層からも7割を超える支持を集めます。宮路さんは、内閣を支持する層の6割以上を固めていますが無党派層への広がりが課題となっています。

　保守分裂の戦いが繰り広げられる鹿児島2区。

　無所属の三反園さんが公明支持層の7割弱、無党派層の4割弱から支持を集め一歩リードしています。
自民党の保岡さんは自民を支持する層の5割弱をまとめていますが無党派層からの支持が1割に満たない状況です。

　鹿児島3区は立憲民主党の野間さんと自民党の小里さんが激しい一騎打ちを展開しています。野間さんは立憲民主党を支持する層の9割以上を固め無党派層も6割弱に浸透しています。

　小里さんは自民を支持する層の7割以上の支持を得ていますが無党派層への浸透が課題となっています。
鹿児島4区は自民党の森山さんが社民党の山内さんを大きくリードしています。

　各選挙区とも有権者の1割から2割が候補を挙げておらず今後、情勢が変わる可能性があります。