再開発の行方は…「JR仙台駅前・商業施設」が営業終了へ
<伊藤悠貴 記者>
「JR仙台駅西口のこちらのエリア。再開発に向けた動きはいったいどうなるのでしょうか」
来年1月、営業が終了する見通しであることが分かったのは仙台駅西口の複合商業施設「EDEN(エデン)」。複数のテナントによると、この場所を運営するオリックスから来年1月末を期限に契約を延長しない意向が示されたいう。
【創業100年以上…もともとは老舗ホテルの跡地】
もともと、この場所にあったのは1887年に開業した「仙台ホテル」。しかし、経営難や建物の老朽化などから2009年に営業を終了し、2011年に今の「EDEN(エデン)」が建てられた。
<仙台市民>
「(仙台駅前に)やってるようでやっていない店が見られるのはさみしさがあります」
「もっとキレイに賑わってお店が増えたら仙台駅前が素敵になると思う」
「食料品関係は仙台駅東口にヨドバシカメラもできて充実してきているので、今度はファッションの方も年配の人も買えるようなものをリーズナブルに品揃えしてほしい」
この場所の今後の活用について、運営するオリックスは、「各テナントとの交渉の詳細や今後の構想について、現時点では回答できない」とコメントしている。