5月3日からGW後半戦の4連休。

東北道や東北新幹線の混雑は、3日が下りのピークだが、平日の2日も宮城県内各地には多くの観光客の姿があった。

2日、JR仙台駅前には多くの観光客や帰省客の姿があった。

神戸から山形に帰省
「4月27日～5月6日まで休みなので、孫の顔を父母に見せてのんびり過ごす」

北海道からの観光客
「松島に行って、山形に一泊する予定です」

東北新幹線の混雑のピークは、下りが3日（金）、上りが5日（日）の見込みだ。

一方、東北道のピークは下りが3日で、宮城県内では大和ICを先頭に最大15キロの渋滞。上りのピークは5日で、古川ICを先頭に10キロの予想だ。

行楽の楽しみの一つが、「ハイウェイグルメ」。

東京からの観光客
「食べて帰るんですけれど、これのために来ました」

菅生SA上りの「牛たん」を使ったハンバーグ定食は、東日本の高速道路の自慢メニュー121品の中で2位に選ばれた。

菅生PA上り・菊地雅利支配人
「お立ち寄りの際は、ぜひ『牛たんハンバーグ定食』を召し上がっていただければ」

『こどもの日』もあるGW後半戦。
鯉のぼりが泳ぐのはJR女川駅前。

近くの商業施設では、海を眺めながら海鮮丼を味わう観光客の姿が見られた。

群馬からの観光客
「新鮮でとても美味しいです」

支配人の案内
「太平洋を一望の眺めがご覧いただくことができます」

南三陸町のホテルでは、GWの予約はほぼ満室。

栃木からの観光客
「海なし県なので、年に1回は宮城に」

南三陸ホテル観洋・小野寺浩支配人
「楽しい時間を過ごしていただけるように、私どもも最大限お手伝いさせていただければ」

石巻市の道の駅『上品の郷』。
2日も、全国各地のナンバーが見られた。

茨城からの観光客
「仙台に牛たんを食べに来て、こちらの道の駅調べたら有名なところで」

『上品の郷』は、去年の旅行情報誌の全国道の駅満足度調査で8位にランクイン。
豊富な地場産品に加え、温泉が併設されていることも人気の理由。

GW後半の宮城県内は、おおむね天気に恵まれる予想だ。

宮城・加美町の『やくらいガーデン』では、新緑の山々を背景に5万株のビオラがパッチワーク模様のように植えられている。

仙台からの観光客
「天気も良くてお花もすごくきれいに咲いていたので、来て良かったと思いました」

最長10連休のGW。
一方で、こんな声も聞かれた。

接客業の男性
「10連休ということで、接客業なんですけれど、（GWは）忙しい1年の中でもかなり忙しい」