【「再発防止」徹底を…】同僚からパワハラ受けた女性教諭が「自殺」 高教組が県教委に要求書(宮城)
同僚からパワハラを受けた女性教諭が自殺した問題を受け、宮城県高校教職員組合は宮城県教育委員会に対して再発防止の徹底を求めた。
宮城県高校教職員組合は、6日 再発防止のための要求書を県教委に提出した。
要求書では、事実と原因の徹底した解明や、早急な各学校現場の状況把握などを求めている。
この問題は、2020年 県立高校の30代の女性教諭が、同僚の男性教諭からパワハラを受け自殺したもの。
宮城県高校教職員組合・高橋正行執行委員長
「一番心配なのは、もしかしたらこういうことが実は結構あって、それがたまたま表に出た」
これに対し、県教委では教職員の声をより正確に聞くため、無記名でのアンケートを学校を通さず直接集約し状況を把握したいと回答した。
県教委では、先日パワハラに対する懲戒処分を現行の停職・減給または戒告から「免職」を含めた新たな基準に改訂する事を明らかにしている。