【「懲戒処分」基準見直しへ】県教委・パワハラの懲戒処分基準を「免職を含めたもの」に見直す方針 同僚からのパワハラで県立高校の女性教諭が自殺した問題(宮城)
同僚からのパワハラで県立高校の女性教諭が自殺した問題で、宮城県教育委員会はパワハラに対する懲戒処分の基準について「免職を含めたもの」に見直す方針を明らかにした。
13日は、県立高校の校長が出席する臨時の校長会が開かれ、冒頭に黙とうが捧げられた。
これは、2020年 県立高校の30代の女性教諭が同僚の男性教諭からのパワハラで自殺したもので、男性教諭は停職3か月の懲戒処分を受けている。
13日の校長会では、パワハラに対する懲戒処分を、現行の停職・減給または戒告の基準に対して「免職を含める」ものに改訂する方針が説明された。
また、県教委に新たな相談窓口を設置するなど、パワハラ防止体制の強化が説明された。