宮城県の南三陸町と石巻市にまたがる景勝地・神割崎では、この時期２つに割れた岩の間から日の出が見られる。
　１１日午前６時半頃、水平線の厚い雲の切れ目から太陽が顔をのぞかせた。神割崎では、毎年２月中旬と１０月下旬に２つに割れた岩の間から日の出を拝むことができる。海岸には多くの人が集まり、シャッターチャンスを逃さないように幻想的な景色を写真に収めていた。
　南三陸町から訪れた女性：「はじめ雲がかかっていて見られないと思ったが、今だいぶ出てきてすごくきれいだった」
　仙台市から訪れた男性：「後光のように差す景色が、きょうじゃないと味わえないかなと思った」
　南三陸町では、神割崎にまつわる民話をもとに制作されたアニメーションの上映会が開かれ、参加した人たちが楽しんでいた。