【宿泊税】導入めざす県と宿泊事業者が意見交換 事業者から<反対の声>相次ぐ(宮城・気仙沼市)
宮城県が導入を目指す『宿泊税』をめぐり事業者との意見交換会が、4日 宮城・気仙沼市で開かれたが、参加者から反対の声が相次いだ。
4日の意見交換会には、気仙沼市と南三陸町の宿泊事業者25人が参加した。
『宿泊税』は、宮城県内一律で宿泊者1人あたり1泊300円を徴収するもので、県の担当者は宿泊施設の改修や人手不足の解消などに充てると理解を求めた。
宿泊事業者
「私たちにこの税金の徴収者になれというのは、あまりにも酷な話でないでしょうか。一般の方は、税金に敏感ですから」
参加者からは、導入により負担が増え施設をたたむきっかけになりえる、県境という地域柄 他県に利用客が流れる、など反対の声が相次いだ。
宿泊事業者
「我々の経営環境は(コロナの)4年前以上に悪化してますので、理解と納得はできないと思います」
宮城県は、9月以降の条例制定を目指し、各地で宿泊事業者との意見交換会を開いていて、7月10日までにあと5か所で予定されている。