富谷市長「冷静に受け止めている」病院の合築移転断念も一定の理解 東北労災の誘致めざし土地取得へ
富谷市・若生裕俊市長
「全会一致で名取市での建て替えを望むという精神医療の審議会の中で示されたというのは、私は大変重い声だったのではないかと思っています。私も理解をしなければいけないという風に冷静に受け止めている所です」
若生市長はこのように述べ一定の理解を示した。
今月、開かれた専門家による県の審議会では「精神医療センターを名取市で建て替える案」が全会一致で決議され、21日村井知事が精神医療センターを名取市内で建て替えることを表明。
東北労災病院と合築して富谷市へ移転する計画を断念した。
富谷市は精神医療センターと東北労災病院の移転候補地として明石台地区の造成地約4.5ヘクタールの取得を進めている。
若生市長は「県と連携しながら東北労災病院の誘致を図っていきたい」としている。