【「東日本台風」で大きな浸水被害】地区の防災拠点「コミュニティーセンター」建設始まる(宮城・大郷町)
2019年の「東日本台風(台風19号)」で大規模な浸水被害を受けた宮城・大郷町で、地区の防災拠点になるコミュニティーセンターの建設が始まった。
3日、地区の関係者などが現地に集まり、工事の安全を祈願した。
大郷町では、2019年の「東日本台風(台風19号)」で吉田川の堤防が決壊し、住宅など200棟以上が浸水被害を受けた。
被害が大きかったこの地区では、1メートルほどかさ上げされ住宅地として整備が進んでいる。
地区の防災拠点にもなるコミュニティーセンターは、普段は地域住民の交流の場として利用するが、災害時は最大124人が一時避難できるほか、段ボールベッドや毛布食料などが備蓄される。
大郷町中粕川地区・髙橋俊昭行政区長
「防災という役割もさる事ながら、地域の皆さんが常に利用出来て、コミュニティの場になれるようなそんな施設になれば」
完成は、来年(2025年)3月を予定している。