<『コロコロ』じゃなく『ナルコロ』コミック⁉>『月間コロコロコミック』表紙デザイナーが出前授業(宮城・大崎市の鳴子小学校)
来年3月に閉校する宮城・大崎市の鳴子小学校で、児童向けコミック雑誌『月刊コロコロコミック』の表紙デザイナーによる出前授業が行われた。
大崎市鳴子温泉にある鳴子小学校で行われた出前授業。
講師として招かれたのは、鳴子小学校の卒業生で『月刊コロコロコミック』の表紙デザイナー・佐々木多利爾さん(77)。
佐々木さんは、『コロコロコミック』の表紙デザインを39年にわたり手掛けていて、2020年にはギネス世界記録に認定された。
児童たちは、事前に描いた似顔絵に好きな色で縁取りしてハサミで切り出し、佐々木さんが『コロコロコミック』と「鳴子小」をもじった『ナルコロコミック』のパネルに似顔絵を貼り付け、コロコロふうのデザインにして完成させた。
6年生
「最後の閉校なので、みんなでこういう記念の体験ができて良かったです」
『月刊コロコロコミック』表紙デザイナー・佐々木多利爾さん(77)
「何年か経った時にこういうの作ったんだなと、私たちの頃にはなかった面白い物ですから思い出になってほしいなと思います」
在校生48人の似顔絵がデザインされた『ナルコロコミック』は、閉校記念品のクリアファイルに採用され、地域の人たちに配られるという。