気象台が被災したら東北大で機能を維持「東北地方の防災体制の強化」気象台の施設借用協定は全国初 仙台
協定を結んだのは、仙台管区気象台と東北大学の災害科学国際研究所。
5日、締結式が行われ両者が署名を交わした。
協定では大地震や大雨などの災害時に気象台が被災し機能が失われた場合、東北大学の災害科学国際研究所に代替の気象台を設置し必要な機材などを借用、機能を維持するもの。
仙台管区気象台 加藤孝志台長
「この協定は宮城、ひいては東北地方の防災体制の強化に向けた重要な礎になるものと考えている」
全国に5つある管区気象台のうち、施設の借用に関する協定を結ぶのは今回が初めて。