「他では見られない鳥」天然記念物・渡り鳥コクガン飛来〈宮城・南三陸〉
26日朝8時、宮城県南三陸町歌津の泊浜漁港で約30羽のコクガンが確認された。
コクガンは国の天然記念物の渡り鳥で黒い体に白い首輪のような模様が特徴。
エサとなる海藻のアマモが豊富な志津川湾は国内有数のコクガンの越冬地でラムサール条約の登録湿地となっている。
コクガンを観察している南三陸海のビジターセンターによると、志津川湾には、例年繁殖地のシベリアなどから400羽ほどが飛来しているが、飛来の数は増えていて今年は600羽を確認したという。
南三陸・海のビジタセンター佐藤満利さん
「他では見られない鳥ですので模様だったり、行動がとても可愛らしいので是非一度見ていただければなと思います」
志津川湾のコクガンは2025年3月頃まで楽しめるという。
最終更新日:2024年12月26日 18:13