「天ぷらが一番、次は唐揚げ…」100年以上続く伝統の”ワカサギ漁”始まる(宮城・登米市の長沼)
宮城・登米市の長沼では、100年以上続く伝統のワカサギ漁が始まった。
長沼では、12月に入ると定置網を使ったワカサギ漁が始まる。
この時期のワカサギは、産卵のためハスの茎や水草が多い岸の方へと寄ってくる。この習性を利用し、岸に近づくルートに定置網を仕掛け、網に入ったワカサギを水揚げしていく。
去年は、猛暑による水温の上昇や雨不足などの影響で、例年の10分の1ほどの水揚げだったが、今年は例年並みの連日5キロほどが水揚げされているという。
漁師・阿部正一さん
「去年はほとんど獲れなかったが、今年は例年のようにとれています。やはり天ぷらが一番だと思います、次は唐揚げですね、これが一番だと思います」
水揚げされたワカサギは、地元の飲食店で提供されるという。
最終更新日:2024年12月5日 12:22