【紅麹サプリ】仙台市で新たに1人の健康被害の疑い 国への報告は「宮城県内で4人目」
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、仙台市は新たに1人について健康被害の疑いがあるとして3日、国に報告したことがわかった。国への報告は宮城県内で4人目となる。
小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントの健康被害の問題で、仙台市はこれまでに2人が一時入院していたとして国に報告していた。3日、仙台市では小林製薬のコールセンターに相談があったものとして調査を行っていた1人に関して、健康被害の疑いが確認されたため新たに国に報告報告した。この1人は入院はしていないという。
小林製薬のコールセンターを経由して仙台市に情報の入った健康被害について、仙台市では2日時点で6人の調査を行っていたが、うち1人は今回新たに国へ報告を行い、ほか1人が既に国に報告していたものと重複していて、もう1人は健康被害の疑いがなかったという。
宮城県内では、健康被害として国に報告されたものが、仙台市で3人、県1人の合わせて4人となり、個人の特定も含めて調査中は3件ある。