宮城県の村井知事は、国土交通省東北地方整備局と今年度のインフラ整備などについて意見交換を行い、宮城・大衡村に進出する半導体工場周辺の道路整備などについて財政支援を要望した。

東北地方整備局の山本巧局長は、4日　宮城県庁で村井知事と今年度の主要なインフラ整備事業などについて意見を交わした。

毎年、宮城県と東北地方整備局は国の予算成立後に、その年度の主要なインフラ整備事業などについて意見交換を行なっている。

この中で、村井知事は台湾の大手半導体メーカーの工場が大衡村に進出する計画に伴い、周辺の道路の拡幅工事や工業用水を含めた水道の整備などが必要だとして、国の予算の重点的な交付を要望した。

これに対して、山本局長は集中的なインフラ投資が必要になるとして、通常の予算とは別枠の措置も含めて検討する考えを示した。