【全国トップタイ】宮城・今年のコメの作柄「やや良」
宮城県内のコメの予想収穫量は、9月25日現在 10アールあたり568キロで、作柄は「やや良」の全国トップタイとなっている。
東北農政局によると、9月25日現在 県全体の10アールあたりのコメの予想収穫量は、去年より31キロ多い568キロ。
作況指数は「105」で、5段階評価のうち上から2番目の「やや良」となり、宮城県は栃木県と並んで全国トップタイとなっている。
今年は、田植え期以降 おおむね天候に恵まれたことが理由だという。
一方、県内の作付け面積は、去年より200ヘクタール増え5万7200ヘクタール。
主食用のコメの予想収穫量は、作柄も良かったため去年より1万8800トン増え32万4900トンとなる見込み。
東北農政局は、収穫量が増えているものの猛暑による「高温障害」で品質の低下を懸念している。
宮城県によると、県内の稲刈りは 10日時点で作付面積全体の96・2%が終わっていて、この10年で最も早くなっている。