バングラデシュから県内企業へ「産官学連携で海外の優秀人材確保」 IT技術者受け入れ取り組み《長崎》
IT人材の獲得競争が激しくなる中、優秀な海外の人材を産官学が連携して確保する取り組みです。
県内の企業で働くために来県した バングラデシュの技術者たちが2日、県庁を訪問しました。
県庁を訪れたバングラデシュ出身の3人の IT技術者。
県が企業や大学などと連携して進めている、IT人材受け入れ事業の第1期生です。
(1期生 ジョニーさん)
「(皆さんの)サポートに深く感謝している。長崎で働けることを楽しみにしている」
(馬場副知事)
「皆様の知識や技術は入社される企業だけではなく、県にとってもかけがえのない財産になる。長崎との間の 友好の懸け橋となるような取り組みになればいい」
3人は母国での日本語教育プログラムを修了し、先月 来日。
マッチングを経て、すでに県内企業から採用の内定をもらっています。
4か月間、長崎大学で日本語や 日本のビジネスマナーを学び、企業のインターンシップに参加したあと、就職する予定です。
(1期生 ユシャさん)
「(長崎には) とてもきれいな美しい景色がある。地図を作る。頑張る」
(1期生 タンヴィルさん)
「私は今、システムエンジニア。ウェブアプリケーションや AIもつくれる。頑張りたい」
県は 年内に第2期生を受け入れる予定で、優秀な人材の確保を支援したいとしています。