JR九州 ICカード乗車券「利用エリアが県内拡大」佐世保線すべての駅と大村線ハウステンボス駅《長崎》
JR九州のICカード乗車券「SUGOCA」を利用できるエリアが拡大します。
ICカード「SUGOCA」は現在、県内で利用できるのは、長崎線の長崎駅と諫早駅の間と、大村線の諫早駅から竹松駅の区間のみでしたが、来月3日からは、佐賀県の鍋島駅から江北駅の間、佐世保線のすべての駅、大村線のハウステンボス駅のあわせて19の駅で新たに利用が可能となります。
このうち県内は、ハウステンボス駅のほか、三河内 、早岐、大塔、日宇、佐世保の6つの駅で利用可能になります。
利用できるエリアは、これまで限られていたんですね。
JR九州や県は、西九州新幹線の開業効果を広く波及させようと、おととし、エリアの拡大を決めていました。
ただし、長崎駅から佐世保駅といった既存のエリアと、今回導入されるエリアをまたいでの利用はできないので、注意が必要です。
SUGOCAだけでなく、Suicaやnimocaなどの交通系ICカードも使うことができます。
県によりますと、来年度中に大村線のすべての駅でのICカード導入を目指していて、これが実現すれば長崎から佐世保や博多などへ出かける際も、ICカードが利用可能になるということです。