県警の年頭視閲式が12日、長崎市で行われました。

去年は、刑法犯の認知件数や交通事故による死者数が前年より増加していて、これらの対策を重点施策に掲げ、取り組むとしています。

初めて屋内で開催された年頭視閲式には、県警本部や県警察学校の警察官ら約200人が参加しました。

式には、市内の保育園児50人も招待され、警察官らは服装や警察手帳、手錠などの装備品の点検を受けました。

（中山 仁　県警本部長）
「県民の期待と信頼に応える力強い警察の実現に向け、組織一丸となって、職務に精励していただきたい」

県警によりますと、去年の刑法犯の認知件数は3年連続の増加となる見通しで、また、交通事故の死者数も前年より9人多い36人となっています。

県警では、悪質・重要犯罪の徹底検挙や交通事故の抑止対策の推進などを今年の重点施策として取り組むとしています。