“日本の学校給食システムを生かしたい” インドネシア政府の関係者ら 長崎の小学校で給食視察《長崎》
学校給食の導入を目指すインドネシア政府の関係者らが、長崎市の小学校を視察しました。
食材の配送や栄養管理などについて学び、自国の学校給食システムに生かす予定です。
(案内係)
「あれがご飯、ライス」
(視察団)
「ご飯を炊くのに何分かかる?40分?」
長崎市の長崎大学教育学部附属小学校を訪れたのは、インドネシア政府の高官や省庁の担当者です。
インドネシアでは、高校生までの約8000万人を対象にした無償の学校給食の導入が予定されています。
日本の学校給食のシステムを参考にするため来日し、離島が多いという共通点がある長崎で、食材の配送などを学ぼうと 研修地の1つに選ばれました。
(インドネシア国家開発企画庁 プンカス大臣顧問)
「長い歴史のある日本の学校給食の現場を見て、どのように管理されているか 多くのことを学ぶことができた」
(児童)
「おいしい給食、selamat makan(召し上がれ)」
一行は調理の様子や 食育の授業などを見学した後、子どもたちと一緒に給食を味わい、交流を楽しみました。