年末に向けて防犯の意識高める 高速道路料金所で「強盗想定の訓練」安全確保や通報手順など確認《長崎》
年末に向けて交通量が多くなる高速道路の料金所で、強盗を想定した防犯訓練が行われました。
職員たちは警察への通報などの手順を確認し、防犯の意識を高めました。
(犯人役)
「動くな、 動くなよ」
長崎自動車道の大村料金所で行われた「防犯訓練」。
職員がナイフと拳銃を持った2人組の男に襲われ、料金所に侵入される想定です。
男2人は現金を奪って車で逃走…。
職員たちは、駆け付けた警察官に車のナンバーや犯人の特徴を伝えるなど通報の手順を確認しました。/30秒
(警察官)
「犯人はどっちに逃げた?」
(参加職員)
「長崎方面」
(参加職員)
「(犯人に)圧倒されて、車のナンバーや逃走経路なども事前に確認するようになっていたが、そこまで至らなかった」
NEXCO西日本によりますと県内では近年、料金所を狙った強盗事件は起きていないということですが、7年前には兵庫県で現金が奪われる事件が発生しています。
(大村料金所 駒庭和則 所長)
「自分たちがまず、ケガをしないようにというのが第一。犯人の特徴を記憶にとどめておくことを、日ごろから促している」
訓練後には、職員たちが犯人や逃走中の車を狙ってカラーボールを実際に投げる体験も行い防犯への意識を高めていました。