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「燃料を残したままでの緊急着陸で大事故になりかねない」「しっかりとした機体の改修を行って欲しい」 航空自衛隊の輸送機機体トラブルで滑走路に緊急着陸 市議会で基地問題等調査特別委員会 鳥取県米子市

2024年9月30日 15:18
「燃料を残したままでの緊急着陸で大事故になりかねない」「しっかりとした機体の改修を行って欲しい」 航空自衛隊の輸送機機体トラブルで滑走路に緊急着陸 市議会で基地問題等調査特別委員会 鳥取県米子市

今年8月、航空自衛隊美保基地の空中給油・輸送機が、飛行訓練中に機体トラブルを起こし、米子空港の滑走路に緊急着陸した問題。9月30日、米子市議会で取り上げられ、今後の安全対策などが確認されました。

今年8月、境港市の航空自衛隊美保基地の空中給油・輸送機KC-46Aが、日本海の上空で飛行訓練を行っていたところ、空中給油管が正常な位置に格納出来なくなり鳥取県境港市の米子空港に緊急着陸。これによって米子空港の滑走路は、2時間閉鎖。全日空の空の便3便にも遅延が発生しました。

これを受けて、30日に米子市議会の基地問題等調査特別委員会が開かれました。

この中で、美保基地の担当者が、今回の機体トラブルについて謝罪した後「トラブルを起こした美保基地にある同じKC-46Aの4機体の飛行は現在とりやめていて、原因の究明にあたっている」と説明していました。

議員による質疑も行われ、
・燃料を残したままでの緊急着陸で大事故になりかねない。原因をしっかり調査して欲しい
・美保基地周辺の安全をおびやかすトラブル。しっかりとした機体の改修を行って欲しい
といった意見や要望が出されていました。

米子市議会基地問題等調査特別委員会 岩﨑康朗 委員長
「こういう事象が今後ないように、しっかりとした点検を繰り返してもらい、点検結果についてもきちんと報告していただいて、市民が安心出来るようにして訓練を再開していただきたい」

航空自衛隊美保基地では、今回機体トラブルを起こした空中給油・輸送機KC-46A機を今年度中に2機を追加導入することになっています。このため今後は、より一層、安全な配備や飛行が求められます。

最終更新日:2024年9月30日 19:01
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