弥生人のそっくりさんも登場?弥生時代の遺跡活用でにぎわい創出 鳥取県鳥取市
11月23日、弥生時代の遺跡を活用し、活性化を目指すイベントが行われ、鳥取市青谷町では、多くの家族連れなどでにぎわっていました。
秋の行楽日和となった11月23日、鳥取市青谷町で行われた「青谷かみじちフェスタ」。このイベントは、青谷上寺地遺跡を紹介する「青谷かみじち史跡公園」が来年3月にオープンするのを前に、地域を活気付けようと、鳥取県や鳥取市、青谷地域が協力して行いました。
会場では、和太鼓の演奏やマジックショー、思い思いのコスプレで、弥生人になりきるコンテストなどが行われ、盛り上がりを見せていました。
来場者
「地元にも密着していてとてもいいイベントだと思います」
「すごく盛り上がって、青谷がもっと発展してくれたらいいなと思ってます」
2000人以上の来場者でにぎわう会場で人気を集めていたのは、去年、弥生人のそっくりさんグランプリに選ばれた吉田昌弘さん。この日は弥生の王国の一日国王に任命され、来場者を案内したり、記念撮影に応じたりして、イベントを盛り上げました。
吉田昌弘さん
「鳥取の方はこの弥生人そっくりさんを知ってくださってる方がすごくいっぱいいらっしゃるので、僕を見ただけで『あ、弥生人や』って言ってくれるんですごくうれしいですね。これからももっともっと弥生人、青谷を盛り上げていけたらと思っているので」
鳥取県などは、こうしたイベントを通じ今後、整備を本格化する「青谷かみじち史跡公園」を広くPRしていきたいということです。